「ノルウェイの森」

2003年3月17日
今日友達から返された本のタイトルです(笑)
こんな本を貸してたことすらすっかり忘れてたよ。
話もあんまり覚えてない。

友達が「ノルウェイの森」読んで好きじゃないって言ってたのは覚えてた。
「何考えてるかわかんないような気難しい世界は理解できないし、したくもない。」
の様なことを言ってた。
もっともその子らしいと思える意見だった。
「たのしければそれでいいじゃんね。」
もっともだと思った。

すごくまっすぐ素直な子。
っていったらいかにもいい人なのを想像しちゃうけど
ちやほやされて育ったわけじゃなくって
自分に厳しくてがんばりやさん。
自分にも人にも嘘を付かなくて、人に弱みをちゃんと見せれる子。

そう、まるであたしとは正反対な子なのね。
あたしは弱みとか自分の汚いところを人に見せるのが
すごく苦手。というか怖いんだと思う。
表面的には普通の人だけど中身はめちゃくちゃ。
みんなそういうとこあると思うんだけど
それを赤裸々にすらすら話してしまう彼女は
ほんとすごいと思うし、親近感が湧く。

でも、そんなふうにみんなが素直に生きてけないし、
まっすぐ生きてけないし、正しく生きてけない。
それを少しだけ解って欲しいと思った。
きっと彼女はあたしのそういう部分を理解してくれていたけど、
受け入れてはくれなかったと思う。
ほんとに感情を表に出す子だから
「受け入れられない!!」
っていうオーラがでてるわけで、
臆病なあたしは精一杯自分のそういう部分を隠そうとする。

そうやって成り立ってきた関係は一体なんだろう。
精一杯正しい人間を演じてきたあたしを
仲良しな友人と思える彼女はやっぱり幸せなのかな。
「楽しければいいんじゃない?」

すごく軽はずみな言葉だけど重要な言葉。
やっぱり彼女を見ていてすがすがしい気持ちになる。
くしゃくしゃ考えてる自分を否定するつもりはないけど
彼女に好感をもつのも事実。

今のあたしには弱さをみせる少しの勇気と
楽しいと思える心が欠けているのかも。


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