強がりな自分。

「あんたは強いから大丈夫だよね」

人によく言われる言葉。
そして距離を感じてしまう言葉。
今までいったい何度言われたろう。
あたしがえんえん泣いてるとこなんて
誰も想像できないんだろうか。

「あんたはいつもにこにこして愚痴言わないし
弱音も吐かないし、皆に平等に接してるし、
そーゆうとこがいいとこだね。」

まるでいわゆるピエロちゃん。
人生ふざけてしか生きれないのかしらねぇ。

最近同じ支店の同僚のS君が凹んでいる。
彼女とうまくいってないみたい。
すごく相談されるんだけど、
「珈琲に聞いてもらってよかった！！」って。

そら、頼られるのは嬉しいのよ。とても。
あなたの役に立てたことは嬉しい。

んじゃさ、あたしの話も聞いてくれるのかなぁ。
とか期待しちゃったりするけど、
やっぱS君いっぱいいっぱいなんだよね。
そんなS君に話せるわけもなく、また自己処理みたいな。

他の支店の同僚にでも
メールとかでさり気に弱音はいちゃおうとか思うけど
なかなかそんな人の相手してくれるような余裕のある人っていないんだろな。
そう思うと何も言えない。

無条件に人に甘えてみたいなぁ。
泣いたり、めちゃくちゃ言っても聞いてくれるよな、頼れる人が欲しい。
結局あたしにとってそれに当たるのは彼氏しかいなくて。
彼氏が重荷を背負うことになってしまう。

うまくいかないよね。

今はMくん（前述の）に少し甘えていよう。
いろいろ聞いてくれるし。